現地時間19日にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグのモナコ対ボルシア・ドルトムントが行われる。点差は小さいものの、ドルトムントにとっては厳しい戦いが待ち受けているはずだ。 ホームでのファーストレグを2-3で終えたドルトムント。香川真司の1ゴール1アシストの活躍で望みをつないだ格好だが、このスコアはとても危険だ。 UEFAのデータでは、ホームチームが2-3で敗れたあとにセカンドレグで逆転した例は過去100回中3回しかない。3%という確率は、アウェイでのファーストレグを0-3で落としたバルセロナよりも困難な状況だ。CLに限っていえば、過去6回で逆転したケースはゼロである。 ファーストレグはアウェイで3ゴールを挙げたモナコの快勝だった。チームバスを標的とした爆発事件に巻き込まれたドルトムントが、精神的に厳しい状況だったことは明らかだ。しかし、それを差し引いてもモナコが“本物”である