みんなどういうタイミングで聞き始めたん?
11月8日、渋谷O-westで行われたVolcano Choirのライブに行ってきた。ご存知の通り、Volcano Choirにとってはこれが世界初ライブ・パフォーマンスの夜。同バンドでジャスティン・ヴァーノンといっしょに演奏をしているCOLLECTIONS OF COLONIES OF BEESをオープニング・アクトに、それが終わるとValcano Choirという構成。 ドラマーのJon Muellerにとっても最後という追加の貴重さもついたCOLLECTIONS OF COLONIES OF BEESの演奏は、ロック・アンサンブルを極限までミニマルに突き詰めた理知的かつエモーショナルなもので、長い活動歴の年輪を感じさせるものでもあった。しかし、(申し訳ないけど)そこにジャスティン・ヴァーノンが加わり、Volcano Choirとしてのスキームに則ったパフォーマンスへと転換すると、そこ
今回は先月に行われたフジロック・フェスティバル最終日のトリを飾り、全36曲3時間、アンコールだけで40分という超ど級のステージを展開したザ・キュアーを取り上げます。 フジロックのセットリストはこちら キュアーというと2008年以降新作のリリースもなく、日本では話題にあがることも少ないので、若い人には馴染みが少ないと思われますが、米英ではいまだアリーナ・クラスの大物ですし、ニュー・ウエーブ以降の耽美的で内向的な英国ロックの流れを語るにあたっては絶対に欠かせないバンドです。 キュアーはポスト・パンクの嵐が吹き荒れる1978年に結成され、1979年にデビュー。初期は極限まで音を削ぎ落したクールでモノクロームなミニマル・ロックでした。 The Cure「A Forest」(1980) それが次第に音がカラフルに、ポップになって、次々とヒット・シングルを飛ばし始めました。この曲は当時のキュアーとして
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