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2014年12月8日のブックマーク (2件)

  • 四季を司る神様 - 知識連鎖

    ※ 一番下の麒麟などは、五行説に当てはめた場合のものです。 Wikipediaによると、動物の由来は、二十八宿を七宿ごとにまとめ、その星座を組み合わせた形を龍・鳥・虎・亀(正確には蛇が亀に絡まっている姿)の姿に見立てたことによるそうです。 これ以外にまだないかなと調べると、四季の女神(姫神)なるものも出てきました。こちらは純和風です。 有名なのは春秋だそうで、春は佐保姫(さほひめ)、秋は竜田姫となっています。そして、有名じゃない残りのうち、夏は筒姫と言うようです。冬は、白姫(しらひめ)、黒姫、宇津田姫(うつたひめ)とたくさんあって、はっきりと定着していないようです。白と黒って、正反対ですし、わけがわかりません。 彼女たちについてはよく知らないので、一人一人調べていきます。無名の方々は苦労しました。 春 佐保姫(さほひめ) 佐保は平城京の東にある佐保山から取られているそうです。先程四神で見た

  • 日本神話と色彩(三浦佑之)

    (注)某出版社の上記事典のために執筆したのだが、何年待っても出ないので、ここに掲載する。 地上世界(葦原中国)を統一した大国主という神は多くの異名を持ち、その一つを八千矛神というが、この神は、正スセリビメの嫉妬があまりに烈しいのに嫌気がさし、出雲から倭に逃げ出そうとする。その旅装束を整える歌謡に、まず「ぬばたまの黒き御衣」を身につけるが似合わないので投げ捨て、次に着た「そに鳥の青き御衣」も投げ捨て、最後に、山の畑に蒔いた「茜」を搗いて作った染汁で染めた衣を身につけたと歌われている。 の元から逃げようとする八千矛神が、黒→青→茜 と衣を着替え、もっとも目立つ茜色(赤)を選んで悦に入っているといった場面であるが、嫉妬深いから逃げようとする男神の心情(実は八千矛神はをちょっと脅しているだけだが)が、暗い色から明るい色への衣の色の交換によって効果的に表現されている。 1.日神話に現