心が死ぬと、推し*1を推すのがツラくなる。 「推し」というのは、たぶん本来「見ていて元気をもらえる」とか「生きる勇気がわいてくる」とか、そういったポジティブな感情を呼び起こしてくれる存在のはずなのだが、心が死ぬと推しを推せなくなる。推しのことを1秒でも視界に入れたくなくなってしまう。 だから長い間、わたしは推しに対して後ろめたさを感じていた。「自分は推しの、本当の、ファンではない」と。 しかし、それがなんだというのだ。この頃ようやく分かってきた。推しとわたしは、それぞれ別々の人生を送っている。推しには推しの都合があるし、わたしにはわたしの都合がある。 常に推しに望まれる理想的なファンの姿になど、なる必要はなかったのだろう。 1.推しは人生の諸問題を全て解決してくれるわけじゃない 2.心が死ぬと推しを推せなくなる 3.優等生のファンになる必要はない 4.わたしはわたしの人生をやることが大事
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