散歩をする側からの視点。 他の犬がどうかはわからないので、あくまでうちの犬に限っての話ではあるけれど、散歩をしているときには基本的にとてもご機嫌であり、 かつ自分に好意を向けてくれる人、その可能性がある人の存在にはとても敏感である。 たとえばよく来てくれる宅急便のお兄さんを見つけたときは、尻尾を大袈裟に振って、リードを引っ張って走っていく。 仕事の邪魔になるのでよしなさいと言っても、むしゃぶりつこうとする。 有り難いことにとても犬好きの方なのでたっぷり撫でてもらえて満足気にしている。 たとえば散歩コースにあるマンションの管理人さんもそうで、時間によって掃除している箇所が違うのか毎回会えるわけではないのだが、 会えたときには毎回とても可愛がってもらえるのがわかっているので、そのうちに尻尾を振って管理人室の前まで引っ張っていこうとするようになった。 そうするうちに管理人さんが代わってしまい、新
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