ワールドアスレティックス(世界陸連)のセバスチャン・コー会長(左)らが握ったバトン(2022年7月24日撮影、資料写真)。(c)Jim WATSON / AFP 【3月24日 AFP】(更新)ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)は23日の意志決定会議で、思春期を男性として過ごしたトランスジェンダー選手について、男性ホルモンのテストステロン値にかかわらず、女子陸上競技への参加を禁ずることを決めた。セバスチャン・コー(Sebastian Coe)会長が発表した。 禁止措置は今月31日以降の世界ランキング対象大会から有効となる。コー氏は、この問題について国際オリンピック委員会(IOC)や各国の連盟を含む関係機関と協議した結果、トランスジェンダー選手は女子競技に参加すべきではないとの意見が大半だったと説明。 一方で、禁止措置は「恒久的なものではない」とし、トランスジ
2019年9月14日・22日の両日、「渋谷からガラスの壁を壊そう! スポーツとジェンダーの平等」が渋谷区文化総合センター大和田で開催されました。オリンピック憲章にある「性別、性的指向による差別の禁止」に着目した本イベント。同性愛者の現役アスリートやジェンダー論の研究者などを講師に招き、スポーツ界におけるジェンダー課題の現状と未来像などを語りました。このパートでは、スフィーダ世田谷FCの下山田志帆選手が、同性愛者であることをカミングアウトするまでの経緯やその後の周囲の反応などを明かします。 日本で唯一、同性愛者をカミングアウトした現役アスリート 野口亜弥氏(以下、野口):じゃあさっそく下山田さんに自己紹介からしていただきましょう。よろしくお願いします。 下山田志帆氏(以下、下山田):みなさん、こんにちは。 参加者一同:こんにちは。 下山田:女子サッカー選手をしております。下山田志帆と申します
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