本図は、正月の室内での光景で、赤地水禽模様の小袖に、赤茶地折鶴模様の裲襠の豪華な装いで文を読む太夫と、早く外に出て羽根つきをしたい風情の羽子板を持った禿を配している。湖龍斎の代表的な揃物で、現在120点ほどが知られ、安永五年(1776)頃から天明四年まで約7年間かけて版行された。
本図は、正月の室内での光景で、赤地水禽模様の小袖に、赤茶地折鶴模様の裲襠の豪華な装いで文を読む太夫と、早く外に出て羽根つきをしたい風情の羽子板を持った禿を配している。湖龍斎の代表的な揃物で、現在120点ほどが知られ、安永五年(1776)頃から天明四年まで約7年間かけて版行された。
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