自分をつらくさせる考えたかのクセ ー べき思考 他者に向かうと人間関係に悪影響を及ぼす 誰もが社会の一員であり、社会の一員である以上、社会から一定のマナーを守ることを期待されます。同様に、私たちは他者にマナーを守ることを期待します。 「べき思考」がまったくないのは問題ですが、行き過ぎると自分も他人もしんどい思いをすることがあります。 やっかいなのは、「べき思考」の内容が概ね正しいことです。「他人に不快感を与えない行動をとるべきだ」という考えは概ね正しい考えです(概ねの意味は後述)。なので、自分をつらくさせる考えのクセと気づくのがむずかしくなります。 また、「べき思考」は他者への怒りを生むことがあります。コンビニから出る自動車が歩道をふさいでることがあります。そんなとき、「歩行者優先なのに、歩道をふさぐのは何事か!」と苛立ちを感じるのがこのパターンです。 このような苛立ちは、一つ一つは小さい
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