コロナウィルスに限らず、インフルエンザにしろ風邪にしろ、感染を拡大させないためには清潔が一番。これに異議を唱える人は誰もいないだろう。 しかし、常識というものは、時代によっても変わる。 不潔であればあるほど清らかでよいと賞賛されていた時代があったなど、あなたは信じられるだろうか。 水と湯は憎むべきもの 病気の原因となるウィルスや細菌は、さまざまな経路から私たち生物の口や鼻、のどなどから体の中に入り込んでくる。空気感染や飛沫感染など、ウィルスによって若干の違いはあるものの、多くはウィルスの侵入さえ防ぐことができれば理論上は感染しない。 14世紀のヨーロッパではペストが蔓延し、多くの死人が出ていた。そのころの知識であっても、なんらかの菌が病の原因であるということは認識してはいたようだ。患者からの感染を防ぐために、まるで鳥のくちばしのようなマスクをつけた医者の絵姿が残っている。 医師シュナーベル
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