深海魚のリュウグウノツカイが相次いで見つかっている富山湾で、定置網に生きているリュウグウノツカイがかかっているのが見つかりました。 26日午前4時ごろ、魚津市の沖合500メートルの定置網にリュウグウノツカイがかかっているのを地元の漁業関係者が見つけました。 見つかったリュウグウノツカイは体長2メートル24センチで、網にかかった際に尾の一部が切れて無くなったとみられ、連絡を受けた魚津水族館の職員が漁港に来た時は弱った様子でしたが、背びれを揺らしながらゆっくり泳ぐ姿が確認できたということです。 リュウグウノツカイは、去年10月以降、富山湾で相次いで見つかっていて今回が9匹目となり、水族館に運ばれておよそ6時間後に死んだということです。 魚津水族館の稲村修館長は「目を動かしながらものを見ている様子や、背びれの前の部分をアンテナのように傾けながら泳いでいる様子をはっきり確認できました」と話していま