ゼンリンデータコムは27日、本田技研工業、インクリメントPと共同で、大規模地震発生時に道路での移動を支援する新サービス「災害時移動支援情報共有システム」を構築すると発表した。9月1日から「いつもNAVI災害マップ」をはじめとした各社Webサイトと、Hondaのインターナビ車載機にて運用を開始する。 「災害時移動支援情報共有システム」は、災害時の救援や避難を目的とした道路での移動を情報面から支援するシステム。従来、災害発生時の道路通行止めなどの情報は、道路管理者や自治体ごとに文字情報で提供されることが多いために、一元的に情報を入手することが困難だったが、このシステムでは、災害発生後の実際の通行実績情報、航空写真による道路被災情報、ネットユーザーからの現地情報を、一元的に集約・閲覧可能にする。ものとなっている。このシステムは、日本気象協会より提供される震度5弱以上の地震発生を基に自動的に起動。