歴史にif(もし)はないと言う。 1977年に発売された松任谷正隆さんの最初で最後のソロアルバム「夜の旅人」(LP、CD化もされました)を聞く度に、このifを思うのだ しかも、全作詞は松任谷由実さん。 『偉大なる日本のシンガーソングライターの成功が同時代に誕生したはずの偉大なるシンガーソングライターを封印せざるおえなかった歴史の悪戯』 極論を言うようだが、松任谷由実さんという日本の20世紀の奇跡的シンガーソングライターの驚異的成功をサポートするため、由実さんの目と鼻の先に存在する偉大なるシンガーソングライター松任谷正隆さんは自分のアルバムを創作することを封印せざるおえなかった。松任谷正隆さんは由実さんの音楽的パートナーであり、彼女の音楽プロデューサーであり、編曲家であり、コンサートの舞台プロデューサーである。 日本の音楽史を揺るがすような松任谷由実さんのアルバム、コンサートを成功させるため
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