アートを銭湯で考えるブログ 週末、美術館に行く。銭湯にぶらっと立ち寄る。湯船につかりながら今日見た作品のこと、アーチストのことを考える。湯上りは小さな居酒屋で一杯・・・。そんなアートと銭湯の楽しみ方を紹介するブログです。 龍子記念館の伝俵屋宗達「桜芥子図襖」であるが、まるさんはこれは宗達が描いたものであるとにらんでいる。 「伝」とついているから研修者は、はっきり断言できないのであろう。「お宝鑑定団」の鑑定の人も、 「俵屋宗達の工房で作られたことは確かです」という言い方をしていたが、宗達本人が描いたかどうかについては断言していなかった。 しかし、まるさんには分かる。 これは間違いなく宗達本人が描いたものである。 なぜなら、宗達の「風神雷神図屏風」と同じ感じをうけるからである。 「風神雷神図屏風」には、画面に款記も印章も残されていない。しかし、そのあまりに素晴らしい作品ゆえに、宗達の手によるも