【働き】 感染症は、病原微生物が人の体に侵入し悪さをする病気です。腫れや発赤を生じ、ときに化膿し、痛みや発熱により苦痛をもたらします(実は、このような症状は病原微生物と戦うための体の防衛システムでもあるのです)。 病原微生物には、細菌やウイルス、真菌(カビ)などが含まれます。このお薬が有効なのは おもに“細菌”による感染症です。グラム陽性菌や一部の陰性菌をはじめ、マイコプラズマやクラミジアという細菌にも有効です。病原菌が死滅すれば、腫れや発赤がおさまり、痛みがとれ、熱があれば解熱します。 いろいろな細菌に有効なので、呼吸器や耳鼻科領域を中心に各科で広く使われています。のどの痛みや発熱をともなう“かぜ”にも処方されます。本来、インフルエンザを含め一般的なウイルス性の“かぜ”には無効なのですが、細菌による二次感染時やその予防のために用いることがあります。 【薬理】 作用面からは蛋白合成阻害薬に
【働き】 炎症をしずめて、腫れや発赤、痛みなどの症状をおさえます。熱を下げる作用もあります。ただし、対症療法薬ですので、熱や痛みの原因そのものを治すことはできません。 【薬理】 炎症や発熱を引き起こすプロスタグランジン(PG)という物質の生合成を抑制します。プロスタグランジン(PG)の合成酵素「シクロオキシゲナーゼ(COX)」を阻害することによります。 この薬の仲間は「非ステロイド抗炎症薬(NSAID)」と呼ばれ、いろいろな痛みに広く用いられています。なかでも、このロキソプロフェンは安全性が高く効き目もよいので、一番よく使われています。熱やノドの痛みをともなうカゼにも使います。化学構造的には、プロピオン酸系に分類されます。解熱、鎮痛、消炎作用を均等にもち、比較的副作用の少ない系統です。体の中に入ってから活性化し効力を発揮するプロドラッグです。胃腸の副作用が軽減されています。 【診察で】 胃
ホーム(トップページ) >体の名前(人体各部の名称・読み方) |人体各部の名称イラスト全体図| |体の部分分け| |頭部イラスト&INDEX| |胴体部イラスト&INDEX | |四肢部イラスト&INDEX | このページの作成資料について。 (*1)に続く文は、東京堂出版 「からだことば辞典」東郷吉男編 を参照・引用した文。 (*2)に続く文は、三省堂 「大辞林」 ならび「デイリーコンサイス和英辞典」 を参照、引用した文。 (*3)に続く文は、平凡社 東洋文庫456「和漢三才図会〈3〉」 を参照、引用したもの。 漢字の読みに関しては、(*1)と学研 「漢字源」藤堂明保・松本昭・竹田晃編 を参照しています。 人体各部の名称イラスト全体図 戻る | からだことば辞典 | ポケット版 カルテ用語辞典 |これは使える「体ことば」辞典 体のおおまかな部分分け ●頭(あたま):頭
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