作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。 クラフトは、1956年(昭和31年)に結成された、日本デザイナークラフトマン協会(現在は、日本クラフト デザイン協会)などによって、切り開かれた新しい分野です。 木や布などの材料にも目を向けた工業製品を生みだした、北欧デザインがモデルに成っています。 内田邦夫氏は、日展特選の陶芸作家であったが、その道を捨てて、クラフト運動の先頭を走り製作と共に 新たなデザインの創出を目指し、インダストリアルデザイナーとしも、活躍しています。 1) 内田 邦夫(うちだ くにお): 1910年(明治43年) ~ ① 経歴 ) 新潟県上越市に生まれます。 1935年 東京美術学校工芸科(現東京芸術大学)鋳金部を卒業します。 在学中(1933年)に第十四回帝展に鋳金の「花瓶」が、初入選を果たしています。