気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 2010年5月21日付、米国「サイエンス」誌電子版に注目すべき論文が発表されたようです(解説記事はこちら、また日本語による解説はこちらをご参照ください)。 まだ第一報を見た段階で今この原稿を打っているのですが、人間が化学的に合成したDNA(遺伝子)の断片をつなげて作った「人工合成ゲノム」を、遺伝子を抜き取った「大腸菌の抜け殻」に注入して「人工生命」の増殖に成功したらしい。バイオは完全に素人の僕がこんなご紹介をするのもおこがましいのですが、あまりにもセンセーショナル、かつビジネスチャンスにも開かれたニュースなのに、なぜか日本語で多くの記事を見ない気がしましたので、今日はここからお話を始めたいと思います。 いやはや、早晩来るとは思いながら、ああ、