『中心市街地活性化法』が制定されてあっという間に3年が経ちました。多くの都市で中心市街地活性化基本計画が作られ、TMOも発足して中心市街地の活性化への最後の取り組みが始まっていることはご承知のとおりです。 さて、この間、中心市街地活性化の文字通り立て役者である「中心市街地に集積する商業機能=商店街」はどう行動し、その結果はどうなっているのでしょうか? スタートが早く地元の合意形成がスムースに行われたところでは、計画に基づいた事業が整斉と実施されているようです。しかし、それらの事業に取り組んだ 結果、商店街にかっての活気がよみがえった、よみがえりつつある、という話はほとんど聞こえてきません。これはいったいどうしたことでしょうか? 今回は、中心市街地活性化番外編としてこのことを取り上げてみたいと思います。 ご承知のとおり、『中心市街地活性化法』に基づいて国や地方自治体は、中心市街地とりわけ商店