大分県竹田市(たけたし)は、大分県の南西部に位置しています。山と川、温泉にも恵まれ、近年若い移住者が増えているまちです。竹田市に移住して3年、クリエイティブな視点を活かしたプロジェクトを次々と立ち上げている馬渡侑佑さんに、これまでの経緯やこれからはじまる「トンネルの向こう」プロジェクトについてもお話を伺いました。 移住者が増加中の竹田市。現役地域おこし協力隊員が40人超! 竹田市は人口2万人ほどで、作曲家である瀧廉太郎が「荒城の月」の構想を練ったという「岡城阯」がある城下町でもあります。「阿蘇くじゅう国立公園」の一角をなす久住高原や、日本一の炭酸泉がある長湯温泉など、自然環境に恵まれ、阿蘇や高千穂といった有名観光地にも近接する“九州のど真ん中”に位置しています。 大分県のなかでも竹田市は特に移住・定住支援に力を入れており、現役の地域おこし協力隊として、まちに関わっている方が現在約40人もい