うちの飼い主またいないん。寂しきハスキー犬を壁越しで慰め続けていたのは、隣の家のラブラドール・レトリバーだった。 記事の本文にスキップ タイでのお話だ。シベリアン・ハスキーのアウディの飼い主は仕事で忙しいため、ほぼ毎日長時間家をあけていた。人間より寿命の短い犬にとって、人間の1時間は犬の4時間に匹敵するといわれている。だもんだから毎日が寂しくてしかたがない。 アウディは、庭で時に大きな声をあげて、孤独を主張していたそうだ。 そんなアウディの声が良く聞こえる真向いの家に住んでいるオラニット・キットラグルさん。アウディを不憫に思い、飼い犬であるラブラドール・レトリバーのメッシーに「向かいの家の犬が寂しそうにしているから、なぐさめてあげて」とお願いしたそうだ。 飼い主の心中を察したメッシーは、その期待に応えた。アウディのそばに行き、フェンス越しから声をかけた。 以来、アウディが悲しい声をあげるた