パウル・ヨーゼフ・ゲッベルス(ドイツ語 : Paul Joseph Goebbels 発音ⓘ、1897年10月29日 - 1945年5月1日)は、ドイツの政治家。 ナチ党政権下では国民啓蒙・宣伝大臣を務め、強制的同一化を推進した。 第一次世界大戦後に政治活動を開始し、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)における左派の中心人物の一人となったが、その後はアドルフ・ヒトラーに接近し、第3代宣伝全国指導者を勤めてナチスのプロパガンダを積極的に広め、ナチ党の勢力拡大に貢献した。第二次世界大戦の敗戦の直前、ヒトラーの遺書(英語版)によってドイツ国首相に任命されるが、自らの意志でそれに背き、ヒトラーの後を追って、家族を殺害後に自殺した。 なお、「ゲッペルス」の表記は誤り。 最初の聖体拝領の際のゲッベルス(右)(1910年) 1897年10月29日、ドイツ帝国プロイセン王国ライン州(ドイツ語版)に属する人