澤部渡のポップユニットであるスカートが、満を辞してのメジャーデビューアルバム『20/20』をリリースする。洗練されつつヒネリのあるコード進行やメロディー、ポップでありながら、どこか影のあるアレンジなど、これまで彼がインディーズで残してきたサウンドの延長線上にありつつ、新たなアプローチにも果敢に挑戦した本作は、名盤と言われた前作『CALL』をしのぐ内容に仕上がっている。 今回は、そんな澤部が行きつけにしている中古レコードショップ「ココナッツディスク吉祥寺店」(以下、ココ吉)にて、店長の矢島和義との対談を行なった。ココ吉はスカートのみならず、ミツメやHomecomingsらの音源をいち早く店頭に置き、インストアライブを実施するなど、彼らの存在を広く世に知らしめるキッカケを作った「ジャパニーズ・インディーポップ界の良心」とも言える場所だ。 店に到着するなり、早速レコードを物色し始めた澤部。今回は
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