4人の男性が誤って逮捕されたパソコンの遠隔操作事件で、片山祐輔被告の懲役8年の判決について、検察と被告側のいずれも期限までに控訴せず、確定しました。 誤認逮捕された男性の父親は「きちんと罪を受け止めて責任を取ってほしい」としています。 3年前、ウイルスに感染したパソコンが遠隔操作され無差別殺人の犯行予告などが書き込まれた事件で、威力業務妨害などの罪に問われた片山祐輔被告(32)に対し、東京地方裁判所は今月4日、「無関係な第三者の人生に与える影響を顧みない自己中心的な犯行だ」として、懲役8年の判決を言い渡しました。 これについて、検察側と被告側はいずれも控訴する期限の18日までに手続きを取らず、判決が確定しました。 弁護士によりますと、判決の2日後に面会した際、被告は「判決は受け入れる。自分の犯した罪と向き合って立ち直ることが必要だと思う」と話していたということです。 一連の事件では、4人の