「原爆投下はしょうがない、 ソ連の参戦阻止が狙い」という久間防衛大臣の妄言には、各界から非難の声が相次いだ。原爆についてはすでに多くの方が指摘しているので、ここでは「ソ連が侵略しなかった」「原爆のおかげで、北海道が取られなかった」という妄言について反論しておきたい。ソ連は侵略した。それでも北海道が取れなかったのは、北海道を守った日本人がいたからである。 占守島(しゅむしゅとう)という島がある。 第二次大戦の日本軍を語る上で、硫黄島やガダルカナル島同様、忘れてはならない島の一つだ。 昨年末、映画『硫黄島からの手紙』によって、硫黄島という南洋諸島の小さな島は、世界的に知られる島となった。硫黄島の戦いは、寡少な兵力を持ちながら、日本本土への米軍の上陸を少しでも遅らせるため、「5日間で占領」するつもりだった米軍の思惑を大きく裏切り、1ヶ月も釘付けにし、日本軍を上回る犠牲を強いた戦いだった。 ところ
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年09月01日 (木)ピックアップ@アジア 「同時多発テロ10年 変わる米の対テロ戦略」 (冒頭VTR) ▼アメリカ、ブッシュ前大統領ON 「世界のどの国家も今、決断を下すべきだ。我々の味方になるか、テロリストの側につくのか、2つに1つだ」。 世界を揺るがした10年前のアメリカの同時多発テロ事件。当時のブッシュ大統領は、事件の首謀者、アルカイダのビンラディン容疑者をかくまうアフガニスタンに軍事侵攻し、その後イラクにも侵攻するなど地球規模での対テロ作戦を繰り広げました。これに対して、オバマ大統領は今、イラクに続いてアフガニスタンからも部隊の撤退を開始し、対テロ戦略を大幅に転換しようとしています。 ▼アメリカ、オバマ大統領ON 「我々はイラクから戦闘部隊を撤収した。/アフガニスタンでもしっかりした和平の光が遠くに見えてきた。長
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