ちょっと前の話だが、見返してみたらあんまりな内容だったので、ちょっと載せることにする。 ネットカフェ難民 ドキュメント「最底辺生活」 川崎昌平 ネットカフェ難民には月最低9万円が必要で、そのうち6万が宿泊代と知って、思わず首を傾げた。わずか1畳の空間に1泊2千円かける彼らってなに? お風呂なしで月3万とか4万で6畳の部屋もあるよー、と言いたくなる。 携帯電話を使っての日雇いバイトも実に効率が悪い。あえて継続する仕事に背を向け、真っ当な生活を拒むかのごとき選択だ。 本書は25歳の無気力な若者が、親元を出てネットカフェ難民になった体験記だが、その具体的な日々を知るにつれ、彼らの生活を若年層の「経済格差」の実態と見るだけでは捉えきれないものを感じる。 ほら、いたでしょう? ヒッピーとか、フーテンとか、いつの時代にも、家を捨て、街を浮遊して生きる若者たちが。 ネットカフェ難民の少なからずは、その系