四国電力本店(高松市)の営業部長だった50歳代の男性が同社の懇親会後、自分が乗るタクシーが来ないことに立腹して部下を平手打ちし、鼓膜を破るけがを負わせていたことがわかった。 同社は今月1日付で部長職を解任し、出勤停止2か月の懲戒処分とした。 同社によると、懇親会は10月中旬、高松市内の飲食店でグループ会社社員ら約40人が参加して開催。男性はタクシーの手配に関わった男性営業部員3人の顔を平手打ちし、30歳代の1人が負傷したという。 男性は社内調査に「思わず手を出してしまった」と暴行を認め、3人に謝罪した。過去にも扇子で部下の頭をたたくなどして、厳重注意を2度受けていた。