京都府長岡京市で今年9月、大型クレーン車でミニバイクの女性=当時(39)=をはねて死亡させたとして自動車運転処罰法違反(過失致死)罪で起訴された運転手、根上弘樹被告(47)=同罪で公判中=が、運転当時にスマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO」をしていたと供述していたことが8日、京都府警向日町署への取材で分かった。 同署や検察側の冒頭陳述によると、根上被告は9月12日午後6時15分ごろ、同市の府道で、赤信号で大型クレーン車を停止中、スマホでポケモンGOをしていた。その後、安全確認が不十分なまま発進し、前方で停止中のミニバイクをはねたうえ女性を約130メートルひきずり、死亡させたとされる。 ポケモンGOをめぐっては、10月に愛知県一宮市で小学4年の男児=同(9)=がポケモンGOをしながら運転していた男のトラックにはねられ死亡した事故があり、遺族が運転中のスマホ操作の厳罰化など対策強化を要請
