任天堂やソニーが出資するMatrix Semiconductorが、世界最小サイズの1Gビットメモリチップを今夏から量産する。小型かつ安価なメモリのカギは3Dメモリ技術。手軽に使える「使い捨てメモリ」市場の開拓を目指す。 任天堂やソニーらが出資する米国のメモリ開発企業・Matrix Semiconductorは5月11日、世界最小の1Gビットメモリを開発し、今年第3四半期から量産出荷すると発表した。書き込みを1度だけ行えるライトワンスメモリで、同容量のNANDフラッシュメモリと比べ2割から5割安価にでき、使い捨てメモリの実現に道を開くとしている。 小型化・低価格化のカギとなる技術は「3-D Memory」。データを記録するメモリセルを多層化して積み上げることで、チップ面積の低減と高密度化を両立させる独自技術だ。 現行品は昨年11月から量産を開始し、シャープが電子辞書の追加コンテンツ用ストレ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く