国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都新宿区、以下グリーンピース)は、フランスで9月1日より施行されるネオニコチノイド系農薬の使用禁止を受け、本日8月31日に、以下の声明を発表しました。 フランスでは明日9月1日からEUが今年4月に使用全廃(温室を除く)した農薬3種 (イミダクロプリド、クロチアニジン、チアメトキサム)に加え、さらに2種類のネオニコチノイド系農薬、チアクロプリド、アセタミプリドの使用が禁止となります(注1)。この禁止は2016年にフランスで成立した生物多様性法に基づくものです。EUでは、類似の作用をもつフィプロニルは2017年9月に農薬登録が失効しており、ミツバチへの強い毒性を始め、水系や土壌を含む広範囲の生態系への悪影響が指摘されるネオニコチノイド系農薬等の規制が進んでいます。 このフランスの規制を受け、グリーンピース・ジャパン食と農業担当の関根彩子は、「日本では