石川県の馳浩知事は7日午後、能登半島地震の被災地で窃盗などの被害が相次いでいることについて、「とんでもないと思っている」「警察もパトロールを強化しているので、厳しく対応する」とコメントしました。 被災地では5日、ボランティアをかたって輪島市の住宅に侵入、ミカン6個(3000円相当)を盗んだ疑いで、自称・愛知県在住の大学生の男(21)が逮捕される事件が発生。ほかにも1日、地震発生後に七尾市の宿泊施設で客の荷物が盗まれるなど、被災地を狙った犯罪が相次いでいます。 被災地での窃盗事件をめぐっては、6日、輪島市も「被災地泥棒」の被害が想定されるとして、注意を呼びかけていました。