岡崎体育がJ-POPのミュージックビデオにありがちなシーンを集めて皮肉った『MUSIC VIDEO』のPVが話題だが、80年代の海外のミュージック・ビデオも「よくわからないけど頻繁に使われる『あるあるシーン』」というのがたくさんある。 例えば1981年にヒットしたStyxの「Too Much Time On My Hands」。いきなり登場する冒頭の「キーボード奏者の残像」など、今見るとダサいを通り越してヴィンテージ感たっぷりで、逆に斬新に見えるほどだ。アメリカの人気番組『トゥナイト・ショー』は、この懐かしのPVをかなり茶化したパロディ映像を制作、大人気となっている。 アップルのCMなどで日本でも知られるコメディアンで番組ホストのジミー・ファロンと、映画『アントマン』などでも知られるポール・ラッドが作ったパロディ映像・キーボードの残像、何故かどんどん分割していくプレイ映像など、70年代・8