坂口恭平はほんものの天才だ。 天才はいつだって危なっかしい。 しかしその危うさの中からしか未来は生まれてこない。 所有しない、定住しない、固定しない、 この三原則からどんな世界が生まれてくるか。 僕が大事にしたいと思っている人間の一人が、ここにいる。 中沢新一 (人類学者・明治大学野生の科学研究所所長) 6/30[土]〜 渋谷・ユーロスペースにて公開 以下全国順次 詳細はこちら 2011年/日本/HD/98分 監督・撮影・編集:本田孝義 整音:米山靖 音楽:あらかじめ決められた恋人たちへ「calling」 出演:坂口恭平、鈴木正三、船越ロビンソン、隈研吾、磯部涼 坂口恭平著『モバイルハウスのつくりかた』(集英社新書・近刊) 製作:戸山創作所 配給:戸山創作所、スリーピン
東京ミッドタウンが主催するアート・デザインのコンペティション「Tokyo Midtown Award」において、2011年度の特別賞を受賞した「節電球」が発売される。発売日は2012年6月30日。販売店は東京ミッドタウン内「Green DeLi」などの実店舗のほか、カメヤマキャンドルハウスオンラインショップ。
木造二階建てアパートの二階にある4畳半の部屋に仕事場を移したところ、畳がすべて荷物で埋まってしまった。部屋の壁際三辺は立て掛けた本棚や分解した机で覆われ、部屋の大部分を占めるそれ以外のスペースは高さ約30センチの本の束で埋め尽くされた。 部屋の真ん中にいる僕の足元は見えない。本の束と束の間にかろうじて足を突っ込んでいるからだ。足に泥は付着しないが、ぬかるみに膝下をずぶずぶ突っ込んでいるようなものだ。部屋の中を移動するには本の束から足を引き抜いて、本の束を踏み台にするか、つま先がやっと入るかどうかのすき間に無理矢理足を突っ込むしかない。 不安のはじまり 床が本で埋まっているというのに不思議と焦ってはおらず、床が抜けるというケースはまったく想像していなかった。むしろ運び終えたことに安堵していて、時間をかければ何とか片付くだろ、と呑気に考えていた。 運搬を手伝ってくれた便利屋スタッフが帰りの車中
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