大腸内視鏡検査は多くの人の命を救うことが大規模研究で確認された。 米リチャード・L・ルードブッシュ退役軍人(VA)医療センターのCharles Kahi氏らが、VA医療システムの患者約2万5000人のデータを用いて症例対照研究を実施した結果、大腸内視鏡検査によって大腸がんによる死亡リスクが61%低下することが分かったという。この研究結果は「Annals of Internal Medicine」3月13日オンライン版に掲載された。 Kahi氏らによると、VA医療システムでは大腸内視鏡検査を50歳以上の平均的な大腸がんリスクの人に… この記事は有料記事です。 残り1061文字(全文1329文字)