ミャンマー・ヤンゴンの裁判所に到着したトゥン・ナイン被告(中央、2016年11月18日撮影)。(c)AFP/ROMEO GACAD 【6月20日 AFP】ミャンマーの最大都市ヤンゴン(Yangon)の裁判所は20日、子どもたちの体に取り付いた邪悪な魂を追い払うとした儀式により幼児3人を殺害した罪で、自称「悪魔払い」の男に死刑判決を言い渡した。 黒魔術師のトゥン・ナイン(Tun Naing)被告は昨年末、ヤンゴン郊外の小村で8か月の赤ん坊を含む幼児3人を殴り殺したとして殺人の罪で有罪とされた。 目撃者の話によると、ナイン被告は村人らに幼児たちの体に邪悪な魂が取り付いていると主張し、家族らが見守る中、幼児らを殴打したという。 司法警察員によると、ナイン被告にはこの悪魔払いの儀式による殺人で死刑判決が下された。さらに一連の儀式の中で別の児童にも重傷を負わせた罪で禁錮刑の判決も受けた。 ミャンマー
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