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  • 化学的手法でクモの糸を創る | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター酵素研究チームの土屋康佑上級研究員と沼田圭司チームリーダーの研究チームは、高強度を示すクモ糸タンパク質のアミノ酸配列に類似した一次構造[1]を持つポリペプチドを化学的に合成する手法を開発しました。また、合成したポリペプチドはクモ糸に類似した二次構造[1]を構築していることを明らかにしました。 クモの糸(牽引糸)は鉄に匹敵する高強度を示す素材であり、自動車用パーツなど構造材料としての応用が期待されます。しかし、一般的にクモは家蚕のように飼育することができないため、天然のクモ糸を大量生産することは困難です。また、一部の高コストな微生物合成法を除くと、人工的にクモ糸タンパク質を大量かつ簡便に合成する手法は確立されていません。 今回、研究チームはこれまでに研究を進めてきた化学酵素重合[2]を取り入れた2段階の化学合成的手法を用いて、アミノ酸エステル

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    otakky 2017/01/20
  • 電気で生きる微生物を初めて特定 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所環境資源科学研究センター生体機能触媒研究チームの中村龍平チームリーダー、石居拓己研修生(研究当時)、東京大学大学院工学系研究科の橋和仁教授らの共同研究チームは、電気エネルギーを直接利用して生きる微生物を初めて特定し、その代謝反応の検出に成功しました。 一部の生物は、生命の維持に必要な栄養分を自ら合成します。栄養分を作るにはエネルギーが必要です。例えば植物は、太陽光をエネルギーとして二酸化炭素からデンプンを合成します。一方、太陽光が届かない環境においては、化学合成生物と呼ばれる水素や硫黄などの化学物質のエネルギーを利用する生物が存在します。二酸化炭素から栄養分を作り出す生物は、これまで光合成か化学合成のどちらか用いていると考えられてきました。 共同研究チームは、2010年に太陽光が届かない深海熱水環境に電気を非常によく通す岩石が豊富に存在することを見出しました。そして、電

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    otakky 2015/09/26
  • STAP現象の検証結果について | 理化学研究所

    文へ Home 広報活動 お知らせ お知らせ 2014 ツイート 前の記事一覧へ戻る次の記事 2014年12月19日 理化学研究所 STAP現象の検証結果について STAP現象の検証結果について、資料を公表いたします。 STAP現象の検証結果 STAP現象の検証結果(スライド資料) 野依良治理事長コメント(検証結果について) 小保方晴子研究員コメント 野依良治理事長コメント(小保方晴子研究員の退職について) Top

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    otakky 2014/12/19
  • 大脳皮質の神経細胞はなぜ多いのか、その理由を発見 | 理化学研究所

    大脳皮質の神経細胞はなぜ多いのか、その理由を発見 -大脳皮質の抑制性細胞は群れることで興奮性細胞へ効果的に作用する- ポイント 大脳皮質視覚野内の抑制性細胞は高密度な群れを作る 単一では作用が弱いが群れを作ることで作用を強め興奮性細胞の特徴選択性を増強 脳の情報処理の特徴が明らかとなり脳型情報処理機械の開発に期待 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、遺伝子改変マウスを使った実験により、大脳皮質の神経回路網では、神経細胞が単独ではなく高密度な群れを作って情報処理を行っていることを明らかにしました。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)大脳皮質回路可塑性研究チームの蝦名鉄平元研究員(現大学共同利用機関法人自然科学研究機構基礎生物学研究所光脳回路研究部 NIBBリサーチフェロー)、津忠治チームリーダーらの研究チームの成果です。 大脳皮質はヒトで約160億、マウスでも

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    otakky 2014/11/24
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