これでハッと書きかけのnoteの下書きを思い出したので、急いでまとめておく。 ◇ ◇ 編集者がライターを選んだり文章のディレクションをするとき、あるいはライターになろうとする人にも役に立つんじゃないかと思う考え方がある。 それは、文章を ◎ストーリーの文章 ◎ストラクチャーの文章 の2種類に分ける考え方だ。 日本語にすれば、ストーリー=物語、ストラクチャー=構造になるのだけれど、もっと言えば次のような言葉で説明できるような気がしている。 ストーリー|ストラクチャー 主観的|客観的 感情的|論理的 直線的|樹形図的 共感|理解 話し言葉|書き言葉 おもしろい|わかりやすい 動的|静的 良い文章はたいてい、このストーリーとストラクチャーが適切な塩梅と順番になっている。主観的でありながらわかりやすく、客観性と共感が共存するような文章だ。 この考え方は本の章構成を決めるときにも役に