名古屋市千種区の千種図書館で25日夜、「マナーアッププロレス」と題したプロレスの試合があり、ファンら100人が至近距離での熱戦を楽しんだ。 開館50周年を記念して同館が企画した。閲覧室に4メートル四方のマットを敷いた"リング"が登場。地元団体「JWA東海プロレス」所属のレスラーがドロップキックなどの大技を繰り出し、観客を沸かせた。 メインイベントでは、悪役レスラー「ブックヤーブリー」が「本をビリビリに破ってやる」と騒ぎ立て、反則技や場外乱闘と大暴れ。同団体の脇海道(わきかいどう)弘一代表(49)が卍(まんじ)固めで撃退すると声援や拍手が飛び、会場は一体感に包まれた。でも、この日は特別。図書館ではお静かに。 (2018年11月26日) << 前の記事 次の記事 >>