CrossRef Lab は2015年5月20日付けのCrossTechブログで、新たにDOIへのリンクを作成したWikipediaの記事をリアルタイムでチェックできるツールを作成したことを発表しました。 新たに公開されたツールではWikipediaの各言語版で新たになんらかのDOIへのリンクを作成した記事について、その項目名やどの言語版の記事か、記事のURL、いつリンクが作成されたか、リンクされたDOI等の情報をリアルタイムで閲覧することができます。また、特定のDOIの引用状況をチェックする機能もあります。 同ツールは現在あくまでLab版で、不具合等も起こる可能性があるとされています。実際、2015年5月26日17時時点で更新が停止していますが、2015年5月24日時点までの更新を確認することができます。 Coming to you Live from Wikipedia(CrossTe
CrossRefが、2014年5月から、新しいテキスト・データ・マイニング(TDM)サービスの提供を予定しているとニュースレターで発表しています。 CrossRefは“Prospect”で、出版者に対して、研究者によるTDMのために簡易なアクセスができるよう支援をする試行を行ってきたとのことです。 新しいサービスでは、下記について、研究者や一般に無料で提供するとのことです。 ・CrossRefのDOIを付与されたコンテンツについて、OAであるか購読契約であるかを問わず、さまざまな出版社のフルテキストに研究者がアクセスできるCrossRef API ・出版社の要望に応じて、研究者や出版社が利用できる有効な仕組みとしてクリックでTDMのライセンス契約を行うオプションサービス CrossRefのメタデータは、現在、Hindawi、米国科学会(ACS)、アメリカ物理学協会等から提供される13万件の
FundRef―その研究助成はどのような研究成果を生んだのか? 2013年の世界における研究開発投資総額は前年より3.7%増加しておよそ1.5兆ドルに達すると予測した調査がある。不況にあえぐ米国や欧州では低下するものの,中国などの急成長国では激増が見込まれるためだという。 しかしながら,官民を問わず,こういった世界中の助成機関による投資によってどのような研究成果が生まれたのかを追跡することは,現在は一般的に困難である。研究成果の代表とされる査読論文は通常,メタデータに助成機関名称や助成番号が含まれておらず,また含まれていたとしても名称の記述が標準化されているとは限らないからである。そのため助成機関は自らの投資効果を容易に評価することができない。また出版社にとっては自社の出版物が,研究機関にとっては所属研究者の研究成果が,どのような機関から多く助成を得ているのかを把握できないという状況にある
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