Published 2024/01/01 07:01 (JST) Updated 2024/01/01 07:17 (JST) 一定条件下で運転手がいなくても走行可能な「レベル4」の自動運転バスについて、全都道府県の68%に当たる32都道府県に導入を検討しているエリアがあることが31日、共同通信の集計で分かった。レベル4実現に向け、一部の操作をシステムが担う「レベル2」以上の実験や実用化は36都道府県に広がる。残業規制強化で乗務員不足に陥る「2024年問題」が懸念される中、地域住民の移動を支える新交通への期待が高まっている。 導入の課題として、多くの自治体が事故防止や採算性を挙げた。国には、法制度の検討や支援の充実が求められそうだ。 23年11~12月、47都道府県の担当課に調査した。 レベル4バスの地域交通への導入は、福井、福岡の2県が「決定済み」と回答した。福井県では23年5月に永平寺
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