ディズニーは、映画『キャプテン·アメリカ』シリーズの最新作に、イスラエルの女性ヒーローを登場させようとしている。このことが、ユダヤ人とは犬猿の仲であるアラブ人の、神経を逆撫でしているようだ。 イスラエル生粋のユダヤ人女性「サブラ」 そのヒーローの名は「サブラ(Sabra)」。人間だが、特殊な遺伝子により超能力を持っており、普段は警察官やモサド(イスラエル諜報特務庁)のスパイとして働いているという設定だ。 映画の元になっている漫画の「キャプテン・アメリカ」(マーベルコミック)には、過去、チョイ役としてサブラが数回登場しているが、実写版の映画シリーズに登場するのは、2024年公開予定の『キャプテン・アメリカ:ニュー·ワールド・オーダー』が初めて。 海外メディアによれば、サブラという言葉はヘブライ語で「イスラエル生まれのユダヤ人」という意味。漫画に登場するサブラの胸元には、それを象徴するように、