権力の世界だと「流れ的に見て当時は正しかったが、時代が経て役者が変わると悪になりうる」という事例って多々ある。カエサルが「どんな悪法というべきものでも、その開始時点では立派な動機に基づいているものだった」と述べ、同時に「悪法も法であり…」という話なのだが。 「かんぽの宿」、民営化5年後の譲渡は「竹中平蔵氏の指示」 http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090205AT3S0500E05022009.html 譲渡の内容や方法について、いろんな報道がされているけれども、郵政民営化に伴い既定方針を策定したのは小泉政権時代であり、中心になってこれを進めていたのは竹中平蔵氏であるから、まあそれは仕方がないのだろう。 もちろん、にわかに批判の槍玉に挙げられそうな竹中氏も反論というか釈明のような文書を掲載し、いろんなところで語っている。 【竹中平蔵 ポリシー・ウオッ