学生２人、幻冬舎から作家デビュー 山形の東北芸術工科大 - MSN産経ニュース東北芸術工科大（山形市）の学生２人が来年、相次いで作家デビューする。２年前にできたばかりの文芸学科３年でともに２０歳。幻冬舎からライトノベルと戦記物を出版する予定だ。学科長の山川健一教授（６０）は「文章は未熟だが、圧倒的な新しさを持った作家が育っている」と期待を示す。 デビューが決まったのは、高橋佳奈さんと荒川匠さん。高橋さんは「１３７億回目の呼吸」（仮題）というライトノベル、荒川さんは「ガンスミス」の題で、銃の整備士の男性５人が主人公の戦記物だ。ともに来年、幻冬舎文庫から出版する。 文芸学科は平成２３年、学科長に著書が１００冊を超える作家の山川氏を、顧問には新人作家の発掘に熱心な幻冬舎の見城徹社長を迎えて設立され、作家や編集者の育成に力を入れてきた。山川教授のゼミには現在１０人の学生が在籍する。ゼミからのデビューは初めて。高橋さんは「聞いた時はびっくりしたが、編集者とやりとりをして徐々に
