東京都千代田区。 都心の一画。 ここに一軒のマンションがある。 ガチエージェント遠藤(仮名)の住宅である。 世界でも有数のガチエージェント。 彼らの仕事は決して世間に知らされるものではない。 我々は、ガチエージェントの一日を追った。 朝、4時10分早朝の丸の内を駆け抜ける遠藤の姿を発見した。 時折立ち止まってしてスマートフォンを操作する遠藤の姿に目を向ける人はいない。 Q、おはようございます。朝、早いですね? 「ええ。始発が動く前にファームを廻る必要がありますからね。 一日分のXMPバースターをどう集めるか。これが大切なんです」 日が昇る前、人々が行動する前から遠藤は動き始める。 手に持つペットボトルが、途中、3回変わった。 「俺なんかがエージェントやれてるのは、Enlightenedの皆さんの支えがあるからなんです。 支えられてばかりじゃなく、こうやって早朝のリチャージをやらないとね」