単純な事実として、会社としてのスタジオジブリで代表をつとめたのは鈴木氏の側で、現場へのリソースのわりふりを決めるのも鈴木氏の側だ。 たとえば『かぐや姫の物語』をひとりで作画する意向は、高畑勲監督のみの意向ではない。 先日に紹介したように、まかされたアニメーター自身の妥協なきこだわりも存在していた。 やらせる高畑勲が狂人なら、うける田辺修も充分に…… - 法華狼の日記 それどころかパイロットフィルム制作*1の段階にいたると、複数のアニメーターで制作して、その経験を本編に活用しようとしていた。 スタジオポノック 公式ブログ - <悲惨日誌 第91回> 突っ走る。 - Powered by LINE パイロットフィルムをパイロットフィルムとして終わらせず、その完成後に現場を解散することなく、そのままの体制で本編制作を継続しようと考えていた。田辺さん一人が原画を描くのではなく、数人のアニメーターを