岡田克也外相は18日の記者会見で、外務省での記者会見について「原則としてすべてのメディアに開放する」と述べ、記者クラブに所属する報道機関以外にも参加を広げる方針を明らかにした。 岡田氏によると、開放の対象となるのは「日本新聞協会」「日本民間放送連盟」「日本雑誌協会」「日本インターネット報道協会」「日本外国特派員協会」の各会員と、「外国記者登録証保持者」。また、これらの媒体に定期的に記事を提供する人に限り、フリーランス記者も認めるとした。ただし会見に出席する記者は事前登録を必要とする。【須藤孝】
大阪市大大学院医学研究科の関山敦生・客員准教授(43)=心身医学、分子病態学=が兵庫医科大と共同で、うつ病や統合失調症などの精神疾患を判定できる血液中の分子を発見、血液検査に基づく判定法を確立した。問診や行動観察が主流だった精神科診療で、客観的な数値指標を診断に取り入れることができる。疾患の判定だけではなくストレスの強度や回復程度もわかるという。関山准教授は27日午後、京都市の立命館大学で開かれる日本心理学会で発表する。 関山准教授によると、ストレスや感染などを受けて、生成し分泌されるたんぱく質「サイトカイン」の血中濃度データの差異を積み上げて分析。データをパターン化することで、心身の変調やうつ病、統合失調症などを判定できることが分かった。うつ病や統合失調症について3000人近くのデータから疾患の判定式を作成。別の400人の診断に用いた結果、うつ病の正診率は95%、統合失調症は96%に達し
28日発売の「モーニング」26号(講談社)に掲載された井上雄彦さんの人気マンガ「バガボンド」で、乱丁(ページの入れ替わり)が発生したことが明らかになった。急きょ刷り直しをかけており、首都圏などでは正しいページ順のものが発行されているが、一部地域では乱丁のままといい、同誌編集部では交換に応じている。6月30日まで。 「バガボンド」は、吉川英治さんの小説「宮本武蔵」が原作で、30巻で累計5200万部を発行している人気マンガ。今号から連載が再開され、表紙と巻頭カラーを飾ったがが、1ページ目と、4ページ目が入れ替わった。 井上さんは公式サイトで「原稿にページ数は書いてあるし、担当はその部分のネームも読んで内容を知っているはずで、何でこんなミスが起きるのか解(わ)らん。理解不能。怒りすら通り越してただ呆然(ぼうぜん)……。格好悪すぎです」と怒りをあらわにしている 同誌編集部では「ご購入いただきました
中堅出版社、幻冬舎(見城徹社長、東京都渋谷区)は23日、経理などを担当していた管理職の社員が、同社の銀行口座から不正に現金を引き出し、私的流用していたと発表した。同社は、この社員を同日付で懲戒解雇処分とした。 同社によると、流用の総額など詳細は調査中でまだ分からないが、「連結および単独両決算に影響を及ぼす可能性が高い」という。元社員は流用を認めており、同社は刑事告訴を検討している。
グーグル社が運営する「ストリートビュー」を巡っては、各地の市議会や弁護士会などから、改善やサービス中止などを求める声明が相次いでいる。日本では、札幌や仙台、東京、横浜、京都、大阪など12都市を対象にサービスが提供され、不動産業者が物件紹介に活用する動きが広まる。だが、知らないうちに撮影された住宅や人の姿が映っており、「プライバシー侵害だ」と懸念する声が上がっている。【須山勉】 グ社によると、画像は公道から撮影し、被写体の地域・個人への告知はしていない。人の顔には自動的にぼかしを入れる技術を導入しているという。しかし日本では公道に接した住宅が多いため、車のナンバーや表札が読めたり、民家の塀の内側まで見える画像もある。 大阪府茨木市の中村信彦市議によると、インターネットの匿名掲示板に同和地区の家などを撮影したストリートビューの画像を張り付け、中傷する言葉が書き込まれたこともあった。 中村市議は
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