役所広司主演、白石和彌監督がメガホンをとり、暴力団対策法成立直前の広島を舞台にした柚月裕子の同名小説を映画化した『孤狼の血』の予告編が解禁となった。 本作は、昭和63年、暴対法成立直前の広島が舞台。所轄署に配属になった新人刑事の日岡秀一(松坂桃李)は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾(役所広司)のもと、金融会社社員失踪事件の捜査を担当することになる。常軌を逸した大上の捜査方法に戸惑う日岡。やがて、失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化しはじめ、それを食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出していく。 解禁となった予告編は、タバコを吸いながらドヤ顔で歩く役所演じる大上のシーンからスタート。「極道を法律で押さえつけたところでなんも変わりはせんわい。奴らは生かさず殺さず、飼い殺しにしていくんが、わしらの仕事じゃろうが」という衝撃的なセリフが映像にかぶさっていく