どうもどうも、特殊犯罪アナリスト&裏社会ライターの丸野裕行です! 昨年、AbemaTV『スピードワゴンの月曜The Night』の「ヤクザSP」に出演したときにもその実情をお伝えしたのですが、広域暴力団の締め付けでヤクザ業界はまさに風前の灯です。 当然、そんな泥船のような業界へ好き好んで足を踏み入れる若者など減るばかり。しかし世の中には行き場のない若いヤクザ予備軍も少なからずいるものです。暴走族から少年院出、振り込め詐欺の掛子まで……その多くが行き着くところは、やはりこの業界になってしまいます。 今回は、某広域暴力団第2次団体に所属し、新人の教育係である山上氏(仮名/43歳)に、現代のヤクザ志願者の話を聞いてみました。 住み込みの基本は、雑巾がけ5年・飯炊き3年 丸野(以下、丸)「なぜ新人教育を受け持つことになったんですか?」 山上氏「オヤジから“下の人間からえらい慕われてるから、部屋住み