改札を機械化する日本、改札をなくす韓国――情報化の本質とは何か
1962年生まれ。大韓民国空軍除隊後、国立警察病院、ソウル市役所に 勤務。日本でのプログラマー経験を経て、韓国で株式会社ノーエル情報テック設立。2000年、日本でイーコーポレーションドットジェーピー設立。青森市の 情報政策調整監、佐賀県情報企画監、総務省の電子政府推進委員や政府情報システム改革検討会構成員を務めている。 廉宗淳 韓国はなぜ電子政府世界一なのか お隣の韓国は、国連の電子政府ランキングでここ数年、1位が指定席。かたや、日本は順位を下げ続け2012年は18位。韓国の電子政府は何がすごいのか、日本が学ぶべきポイントはどこか。90年代前半に日本でＩＴを学び、現在は、行政、医療、教育などの分野でＩＴコンサルティング事業を展開する廉宗淳氏が、日本の公共サービス情報化の課題を指摘する。 バックナンバー一覧 「なぜ改札が必要なんですか？」 私は、日本で政府や地方自治体の情報政策に関わる一方で
河北新報 東北のニュース／クラウド参入で東北活発化 大手子会社は新サービス展開
クラウド参入で東北活発化 大手子会社は新サービス展開 インターネット経由でソフトウエアなどを利用する「クラウドコンピューティング」関連のビジネスが東北で活発化している。ベンチャーなど地元企業はクラウド対応型の情報セキュリティー技術などで参入。大手のソフト子会社も新サービスを展開する。各社とも今後の市場拡大を見込んでおり、参入の動きはさらに加速しそうだ。 情報セキュリティー関連で参入したのは地元のトライポッドワークス（仙台市）。大容量の電子ファイルの送受信を安全に行える技術を開発、顧客が提携先企業を通じてネット経由で利用できるようにした。 従来、この技術を利用するには専用装置を購入する必要があった。佐々木賢一社長は「最終ユーザーは装置型より広がる。２年後には関連売上高を２億円にしたい」と意気込む。 システム開発のテクノ・マインド（仙台市）は２００９年、サーバーを貸し出すクラウド対応のデ
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