VMware社がついに、だれもが予測し、待ち望んでいた行動に出た。同社ハイパーバイザーの無償公開である。 同社は2008年第2四半期決算発表の場で、「VMware Infrastructure 3.5」の「Update 2」を7月末までにリリースし、同製品の軽量バージョンである「ESX 3i」を無償提供することを発表した。 新しい3iエディションは2007年末に投入された。 ハイパーバイザーの特性に変更はないが、アーキテクチャの一部を根本的に変更し、「Console Operating System(COS)」を削除して、システム全体の容量を32MBに削減している。 この変更により、複数のOEM各社が内蔵のUSBキー、メモリディスク(SSD)、あるいはメインディスクの隠しパーティション経由でこのエディションのハイパーバイザーを自社サーバにプレインストールできるようになった。 今回の措置に関
virtualization.infoは2003年9月に立ち上がり、それから5年近くの間に数千通の電子メールとコメントを受け取ってきた。 一部は繰り返し出てくる質問なので、その上位3つについてFAQを用意しても良いだろうとの判断に至った。 AMD社とIntel社では、どちらのプロセッサのパフォーマンスが高いのか? 仮想化に最適なストレージアレイは? virtualization.infoではなぜストレージの仮想化を扱わないのか? さて、最初の2つについてはとりあえず先送りしたい(これらの質問には公平な回答を用意すべく意欲的に準備を進めている)。 今回は、3つ目の質問に回答する。virtualization.infoがいわゆる「ストレージの仮想化 」を扱わないのは、現時点ではこの言葉が何の意味も持たないからだ。 ハードウェアの仮想化、OSの仮想化、そしてアプリケーションの仮想化とは異なり
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く