ポリゴンモデルのデータ構造の1つにHalfedge Structure(ハーフエッジ構造)というものがあって、私自身のプログラムでもよく使っています。 次の図は、私が学生のころにtgifで作った説明図(なつかしい!)。 Halfedgeには始点と終点があるのですが、データ構造としては始点の頂点の参照を保持するようになっています。 一方で、終点(矢印の先)の頂点の参照を保持させる、というデータ構造を採用するケースもあるようです。 もちろん、どちらでも問題ありません。 でも、長年にわたってHalfedgeが始点の頂点を参照する実装を使っていたので、終点の頂点を参照するデータ構造のプログラムコードを見ると、ちょっと戸惑います。 で、どっちが主流なのかなと思って調べてみました。 ■ 終点(矢印の先)を参照するデータ構造を採用している例 ・CGAL (該当箇所) ・OpenMesh(該当箇所) ・T