「在席している/いない」を判定する基準はいくつかある。代表的なのが、PCの稼働状態をもとに判定する方法だろう。PCの電源が入っているかどうか、またアイドル状態か否かで、その人が置かれている状態を判断するわけである。 PCの電源が入っているかどうかを知るシンプルな方法は、コマンドプロンプトからPINGを打ってみることだ。対象のPCから反応が返ってきたら電源はオン、反応がなければ(たいていの場合は)オフということになる。 ただしこの方法は、相手のPCのIPアドレスを知っていることが前提になる。相手にグローバルIPアドレスが割り当てられていない限りは、同一LAN内でしか利用できなさそうだ。遠隔地のネットワーク、例えば支店にいるメンバーの在席確認は難しいだろう。PCの電源を入れたまま外出する場合もあるだろうから、せいぜい出社/退社の確認程度にしか使えない。 コマンドプロンプトを起動し、「ping